学問のすすめ【書評】

昔から読み継がれている本は世代を超えて評価されている本
そういう中でも教科書にまで載ってしまっている本というのは読む価値が大きいと思う
今回はそんな本の代表例でもある学問のすすめを読んでみた

名前は聞いたことがある人が多い一方で、読んだことはないという人も多いはず
私もその一人だった

天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず

この有名なフレーズで紹介されることも多い
この本、なんでこんなにも有名なのだろうか
一万円札の顔にもなっている著者である福沢諭吉先生
この方、いったい何をした方なのだろうか

そんな疑問を持ったことはないだろうか

学問のすすめ

明治維新直後、封建社会から近代民主主義国家へ転換し、新しい時代を作っていくことを訴えた本。
当時で300万部も発行されたらしく、日本の人口が3000万人程度であり、かつ識字率が50%程度だったことを考えると驚異的なヒットであることは間違いない。

自由・独立・平等

それまでの日本人は自由や独立、平等という価値観を知らなかったというのだから、今を生きる私たちにとっては驚き
封建社会から大きく時代が変わっていく中で、新たな価値観を元に社会を作っていくために書かれている
当時は日本から見たら大国であった清が英国に負け、日本でも明治維新が起こり、急激な近代化が進んでいた時代である。
発行された1872年に起こったことを見てみたい

  • 東京裁判所設置(日本初の裁判所)
  • 初の全国戸籍調査実施(総人口3311万825人)
  • 全国に郵便施行
  • 新橋 – 横浜間で日本初の鉄道正式営業開始
  • 横浜で日本初のガス燈が点燈
  • 富岡製糸場操業開始

まさに歴史!
江戸の時代から近代化が進んでいることがよくわかる

この中で福沢諭吉先生は人々はみな平等に扱われるようになるため、これからは国民一人一人が独立し、国家を作っていく時代が来ると説いたのである。
そんな先生は慶應義塾大学の創立者でもある。
決して政治家などではない。
ではなぜ1万円札の顔であり続けているのか。

それは日本という国が周辺諸国が植民地として蹂躙されていく中、近代国家として成長し、国として独立する心を日本人に教えたからだと私は思う。

実学とは

本書の中で先生が述べているのは難しい言葉の読み書きや和歌ができるような実がない文学ではなく、帳簿や天秤、そろばん、手紙の書き方など、実学を学びなさいということ
それを通して個人が独立し、家が独立し、国家が独立するのであると。

現代もまさに同じように時代が転換しているとしたとき、個人が実学を学び、独立することが求められているのではないかと思う。

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